「快晴の芦ノ湖と九頭龍弁財天——箱根三社巡りの記録」

今回は、神奈川県の箱根の箱根神社に参拝した内容をお送りします。
ふつーの旅行記です。

神域への道 — 九頭龍神社の社と祈祷の体験

朝5時に起きて、6時に東京を出発しました。まだ眠気が残る中、東名高速から小田原厚木道路を通って箱根方面へ。休日の朝ということもあって道は空いており、車窓から差し込むやわらかな日差しが湖に反射して、なんだか今日は良い一日になりそうな予感がしました。

目的は箱根神社、九頭龍神社をはじめとする三社巡り。箱根の自然に包まれた静かな時間を味わいたくて、少し早起きを決めたのです。

📸 九頭龍神社 新宮

まず向かったのは、箱根神社のすぐ隣にある九頭龍神社新宮。森の中にひっそりと佇む朱色の社が、苔むした石や木々の緑に美しく映えていて、思わず足が止まりました。鳥居をくぐり、静かにお参り。

このお社は湖畔に近く、空気もひんやりとしていて、気持ちがすっと落ち着きます。まるで神さまがそっと見守っているような、静かな時間が流れていました。

📸 祈祷の控え室

お参りを終えたあと、祈祷をお願いしました。受付を済ませ、控室で名前を書き、セルフサービスのお茶をいただきながら少しひと息。参拝者はこちら含め3組のみ、気持ちを整えて待っていると、ふと気づいたのは、他の参拝者が皆スーツ姿だったこと。私だけ私服で、なんとなく場違いな気がして少し恥ずかしくなりました。

やがて案内されて始まった祈祷。神職の方はとても丁寧で、場の空気は凛として静かでした。祈祷の最中、私の目の前に榊の葉がふわりと落ちてきたのは偶然とは思えず、それを大切に持ち帰って、今は神棚に飾っています。印象に残る、不思議でありがたい体験でした。

また九頭龍弁財天さまへのご祈祷は最低1万円です。

📸 赤いお社(九頭龍神社 本宮)

次に向かったのは、芦ノ湖の湖畔にある九頭龍神社の奥宮。ここは「箱根九頭龍の森」という公園の中にあるため、入場料が必要ですが、園内はとても気持ちよく整備されていて、風が通り抜けるような爽やかな空間でした。

湖のきらめきと木々の間を抜ける道を歩きながら、自然に包まれた奥宮へ。小さなお社は静かに佇んでいて、足を止めて深呼吸したくなるような、穏やかな空気に満ちていました。

旅の締めくくりに — 伊豆の海を望む昼食

三社を巡ったあとは、伊豆の海を見下ろすレストランで昼食を。お店の名前は思い出せないのですが、テラス席からの景色は本当に素晴らしく、心地よい風を感じながらの食事は旅の疲れをやさしく癒してくれました。

午前中はどこも静かでゆったりと過ごせましたが、昼を過ぎる頃には人が増え始め、にぎやかな観光地の顔に。快晴の空に芦ノ湖が青く輝いていて、最後まで自然の美しさに心を奪われた一日でした。

次回はちゃんとスーツでお参りを忘れないようにします😅

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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